湖南企業ガイド
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  • 東レペフ加工品株式会社

  • 〒520-3201

    滋賀県湖南市下田1916

0748-75-0761

当社が誇る成形技術について

試作から量産品まで、幅広く対応

当社ではポリオレフィン発砲体をベースに、材料特性を活かし色々な形態に熟成形して加工します。最高使用温度は70度、耐寒温度-100度の「トーレペフ一般」をベースとし、140度まで耐熱性を高めた超耐熱仕様などお客様の使用する環境条件を元に、適したものをご提案。140度を超える条件が必要な場合は、協力会社にガラス繊維の断熱材を依頼。工業製品で使用する断熱材関係は、一通り対応できる点も当社の強みです。また、1500mm×2300mmまでの大型成形にも対応可能です。

当社では、二次元CADで稼働する二次元自動カット機を保有していますので、試作段階から形状サンプルを作成することができます。二次元の図面を元にレーザーカットのベースができるため、量産の対応も可能に。量産品同等の形状ができるため、形状を何パターンか検討したいときにも便利です。また微調整が必要な場合も、補正は図面上の変更のみ。お客様の開発期間の短縮・費用削減効果にも繋がっています。

例えば「ある樹脂成形品の表面をカバーして欲しい」という依頼をいただいた場合。カバー方法は、学校で習った「展開図」をイメージするとわかりやすいかと思います。立体成形品は大型になればなるほど、輸送コストがかかるもの。展開図であれば、お客様側で貼る手間が発生しますが、輸送コスト削減に繋がります。ただし、発泡体には引っ張ると少し伸びる性質があるため、図面上は問題なく見えても実際に貼ると多少の誤差が生じることが。しかし、当社の場合図面上で微調整を行いますので、最終的に使う人のやり方で発生した誤差もしっかり補正できるというメリットもあります。


 

当社が製造する保温筒について

保温筒の目的は、熱を外に逃さないこと。また逆に中が冷たい場合、外からの熱が中に入らないようにすることです。簡単に言いますと「熱の伝達を遅延させる」ということ。

完全に遮断することはできませんが、熱の流れを極力遅くする役割があります。例えば、中に70度の温水が流れている。人が作業する環境で触れても火傷しないように、表面温度を40度以下にしたいときにも適しています。またエアコンなどの場合は、室外機で冷やしても中に戻るときに温度が上がると、クーラーの性能が落ちるため「何度に保たなければいけない」との基準があります。その場合は設定温度に合うように、保温材を設定します。それから、スーパーやコンビニの冷凍食品コーナー。

こちらも断熱材の表面温度が下がりすぎると、結露が起きます。その結果フロアが濡れる、天井が雨漏りしているかの状態になるというトラブルの可能性も。その状態を防ぐために、断熱材の厚みが必要となります。

機能性を上げるために熱損失を下げる、結露しても物理的に問題が出ることを防止するためなど目的は様々。厚みがあるほど、断熱効果は高くなりますが、値段も高くなるためお客様の使用環境や要望をお聞きした上での微調整を行なっております。